ぼくんちはこの後どうなるか?
ねぎこちゃんがプレゼントしてくれた西原理恵子『この世でいちばん大事な「カネ」の話』の中で貧しい子ども達の話として出てくる『ぼくんち』。カネの話も面白く読んだので中級編としてチャレンジしてみました。マンガですが毎回毎回命がけの貧しさでヘビイすぎる内容なので繊細な方にはおすすめしません。それでも笑えるのは悲惨さもどん底まで行ったらもう笑うしかないのでしょう。
『誰も知らない』は母親に置き去りにされた子ども達の話でしたが、『ぼくんち』の兄弟もかあちゃんに捨てられます。こう考えてみると育児放棄とか蒸発とか、古今東西意外と起こる事件なのかもしれません。上巻しか買ってなかったため今後の展開の予想をしてみます。ちなみに上巻は 置き去りにされた兄弟のところに種ちがいのねえちゃんがやってきて 「おまたのかせぎで」兄弟を養ってくれる。大好きなねえちゃんに商売をやめてほしい兄は悪いアルバイトをはじめる、で終わります。
今後の兄は悪い仲間とのつきあい→不良→ヤクザ→死の道を歩むと思われます。そしてねえちゃんは兄の尻拭いなんかで商売はやめられず だんだん年をとり商売もきびしくなり悪いことにも手を染めボロボロになってやっぱり死ぬ。それを弟はたくましく乗り越えて成長していけるか?というところでしょうか。
人は自分の生まれた環境を乗り越えることができるのか?家族などの援助や教育なんかの武器なしに戦えるのか?誰でもできるというわけじゃなくて性格的な強さや賢さが必要でしょう。でも優しかったり弱気だったりして貧しさから抜け出せない人も決して悪いわけじゃない。そんな視点も常にあります。あの絵からはなかなか想像できないけど、実は人間を描かせたら西原理恵子なのかもしれません。


最近のコメント