ぼくの好きなおじさん
同窓会のハガキがきました。こう見えても?わたくし、けっこうないじめっ子だったため合わせる顔がなくて同窓会には参加しません。先生も嫌いだったから未だに会いたくないです。
先生にはろくな思い出がないのですが、そういえば一人だけ面白かった先生がいました。中学の頃の隣のクラスの担任の先生で、意外と体育の教師でした。体育教師は生活指導なんかさせられがちですが、その先生はまぬがれてたと思われます。給食はおいしくないからと言って毎日近くの喫茶店へ、ホームルームの時間はパチンコに行ってて帰ってきません。ここらへんで想像がおつきでしょうが、パンチパーマにサングラス、さすがにタオルの鉢巻までは巻いてませんでした。
ある日父母と教師の懇談会(宴会)で、なぜか私のことを褒めてもらえたと母がうれしそうに話したこともありました。多分先生は酔っ払って誰が誰だかわからなくなってたのでしょう。お褒めの言葉も「あの子はすごくいい子だ」だったらしいし。まあ、おかんごときは簡単にだませるけど、ほめるなら具体的に言ってもらいたいもんでした。
とにもかくにも なんか相通じるものがあったのか?お互い好意を持ち合っていたものの特に交流もないまま、先生が若くして病死されたという風の噂を聞きました。今の私だったら、先生にランチとか釣りとか連れて行ってもらってたかもしれません。先生のことだからスケベ心もあるだろうけど知らん振りしてわがままいって甘えるでしょう。好きで気の合うおじさんなんて人生であんまりできるもんじゃないのに、惜しいことしました。


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