理想郷
ようやっと桐野夏生「ポリティコン」、読みました。ポリティコンという意味は明らかにされていないそう。一つのコミューンが作られて、解体していく様子をじっくり描いています。読んでいてびっくりしたのは、リバー・フェニックスの名前が出てきたこと。彼はアメリカ中のコミューンを渡り歩いて育ったそうです。ついでにキアヌ・リーブスはカナダのヒッピーだったとか。そしてリバーとキアヌは仲良しだったのです。中学生の時、リバー大好きだったなーなんてなつかしく思い出しました。
ヒッピーときくと、やさぐれ者っていうイメージもわきますが、私にとって憧れでもあります。山とか森の中で、自給自足の暮らし。収穫物も苦難もみんなで分け合う、みたいな。知恵をしぼってそんな暮らしができないものか、っていう欲望は実は誰もが思ってたりして。頭の中には「人生の楽園」のテーマソングが響きわたります。
私はあの番組嫌いです。田舎を自分たちの都合のいいように美化してる気がします。嫌なやつはどこに行ってもいるんだよー、ってささやく私。うっとうしくても助け合うか、自由に孤立するか。やっぱり私は後者!心はコミューンに恋し、現実は資本主義に生きましょう。


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