« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »

ちゃんとした人

日経土曜版のお楽しみ紙面、今日のゲストはピーターでした。最後の晩餐は何がいいですか?との質問に「炊きたてのご飯とサバ」とのお答え。萬田久子の答えはたしか「母の作った塩むすび」でした。私は「寿司」です。やっぱり米はかかせません。中国人だったら「お母さんの餃子」?アメリカ人だったら「お母さんのパンケーキ」?ってかんじでしょうか。

ピーターは湘南に別荘があって、海の見える台所で料理をするのが好きだそうです。どんなに疲れていてもありあわせのもので手早くおいしい料理を作る。精神力というのか?気持ちがしっかりした人じゃないとなかなかできる芸当じゃありません。日々の鍛錬。毎日おけいこ。いくら実家が日本舞踊の家元でも、強い精神力が身につく人もいれば そうじゃない人もいるでしょう。タレントでも政治家でも経営者でも2世でものにならないのもいっぱいだし。ピーターは男なのか女なのかわからないけど、ちゃんとした人なんだなあというのはわかります。知れば知るほど逆に「人間は生まれじゃないんだ」と思います。

| | コメント (0)

ゴミの日に思う

月・木が燃えるゴミ、火曜は紙、水曜は缶、金曜は燃えないゴミ、どの日もとっても待ち遠しいくらい私は物捨てがだーい好きです。そしてゴミ収集所を見るのも好きです。買う時はきれいにディスプレイされてアイロンかけたりぴかぴかに磨かれてた物が、汚れてよれよれになって捨てられてます。クリーニングして売り場にディスプレイしたら意外にまた売れたりして?なんて思いながら私のゴミもその仲間に加えます。

そもそも物ってゴミなんじゃないかと思ったりもしますが、他人のゴミが私の宝物になることもあります(古本など)。きのう『徹子の部屋』で「イギリス人はすごく質素に暮らす」「モノをあんまり捨てず、新しいものも次々買わない」っていうおしゃべりをしてました。なるほど、イギリスには行ったことないけど食べ物も質素らしいし堅実な暮らしぶりがうかがえます。そしてヨーロッパといえば「蚤の市」!ぜひとも覗いてみたいものです。物捨て好きの私は物欲が薄いのかと思いきや、実は物好きなのかもしれません。これがほんとのモノズキか。

| | コメント (0)

悪意のOL

昼間に家にいると、ドロドロの木曜10時ドラマの再放送にでくわします。私が見たのは内館牧子脚本の『年下の男』です。ヒロインは稲森いずみで、意中の人(高橋克典)と自分の母(風吹ジュン)が不倫する話。何年前くらいかは定かではありませんが、いっとき内館シリーズのドロドロもんがはやりましたね。『都合のいい女』とか『週末婚』とか。

内館牧子の本でよく描かれてるなあと関心するのは普通のOLの悪意です。会社が女を意地悪にするのか、それとも女性の集団のせいか?私は本来集団行動をすると酸欠になりそうなくらい苦しくなるので、自己防衛のためなるべく集団には近寄りません。集団でおしゃべりしてる女性グループには笑顔であいさつしてそそくさと立ち去り、心の中で「ブス連、うるせー」と捨てゼリフです。まあブス連は好んでおしゃべりしてるからいいとして、悪意のOLは深刻です。給料と保障で飼いならされてる独特の閉塞感。そこにいなきゃいけない我慢で性格がつっかえてひねくれてしまうのか。私がOLのときはかなりリアルに感じていました。私は根性なしだからそうそうにドロップアウトしたけど、でも勤め続けてたらボーナス額はこれくらい?なんて勘定してしまう自分もいます。ボーナスか悪意のない暮らしか。人によって選択肢はさまざまでしょうが、悪意って自分も人も蝕んで、きっと私の中では何にも生み出さないから。私は命びろいしたとさえ思っています。

| | コメント (0)

赤九谷

大好きなテレビ番組『なんでも鑑定団』。出てくるお宝もさることながら 持ち主たちにも興味をひかれます。代々お宝もってそうなリッチな人自信あふれた人、こんな人はしんすけにもひるみません。いい人を装ってるけど 欲がちらちら見え隠れするおじいちゃん。隣の家の引越しゴミからもらってきた わけわからない掛け軸を300万って自己評価する人(関西の人だったからさすがシャレがよくおわかりです)。そして鑑定家の先生方。中島誠之助さんの毎回見事なコメントを聞くのも楽しみです。昔のお金持ちの家に出入りする骨董商ってかんじです。世慣れてて口がうまくてついついご主人をその気にさせる商売上手なあきんど。

今日の再放送では赤九谷が出ました。赤九谷を作らせたのは「しゃれたものを作るお殿様」だったとのこと。私の好みとしては九谷焼は普段使いするにはちょっと敷居が高い。うちにはたいしたお客さんも来ないし(失礼!)。大枚はたいて買うなら美濃焼の素朴でシンプルな皿みたいなのの方が好きなのです。でも誠之助さんの口上にかかっちゃ、「洒落者のお殿様、会いたかったな。赤九谷、一枚買っちゃおうかなあ」なんて思ってしまいます。あきんどの鏡です。

『鑑定団』をみててなんとなくわかったこと。骨董市場では●古くて●人気があって●状態がいい ものほど値段が上がる。一般市場では●古いが●新しい に変わるかんじでしょうか。もともと趣味の市場って独自の価値と価格が生まれますが、骨董市場ってとりわけ独特であやふやなかんじです。見る目が勝負とかキツネとタヌキの化かし合いみたいな。とりつかれる人もいそうなやっぱり興味深い世界なのでした。

| | コメント (0)

すっきり

念願の大掃除がやっと完了しました。今まで手付かずだった家人の押入れスペースも無理やり押し入り、人の所有物を私の価値観でめった切り。明らかな人権侵害ですが、私の家にあるものすべて把握したい!という私の欲求にはかないませんでした。押入れいっぱいあったのでかなり疲れましたが、終わったあとの清々した気持ち!この家での私の人生、ここから始まるっていう感じです。

私は最近ユニクロびいきで、どこが好きかというと気楽に捨てられるところです。高かった、苦労して探した、なんて思い入れはなし。洋服への情熱がなくても着られる、楽に着られる、これぞ最大多数の最大幸福の追求です。ユニクロ、えらい!世界も時代も変わるように、私も以前とは変わってきているのをユニクロで感じています。金持ちにもおしゃれさんにも見えない、むしろそれが心地よい最近の心境でした。

| | コメント (0)

« 2009年4月 | トップページ | 2009年6月 »