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笑顔と時間

久しぶりに故郷に帰って同級生なんかと出くわすとなかなか感慨深いものがあります。地元の人と結婚して子供が3人いて2世帯住宅を建てて夫の家業を手伝っている、みたいな。家族の安否、共通の知人の噂話などでいっとき話ははずみますが、「その話は私のソウルに触れる話でもないから なんとか早く切り上げて帰ろう」なんて不届きなことを考えながらしゃべる私。対して彼女たちは笑いさざめきながら世慣れた風に次々と話をつなげます(私は面白くなんかないー、早く帰りたいのにー)。もし私が地元に暮らす奥さんだったら、地元の人からは「あの家の奥さんは他人行儀で冷たい、変わり者だ」と噂されることうけあいです。地元で生きる彼女たちには、縦(年寄り・目上を立てる) 横(近所・友人知人のコミュニティ)のつながりは 生きていくための のがれられないおつきあいなのでしょう。まあ我慢して仕えたあかつきには遺産や土地なんかのごほうびもあったりするのかもしれないですが。

常に笑顔で楽しそうに会話する彼女たちは笑い小じわなんかできてます。ちょっと老けるけど落ち着いて幸せそうな顔だと思う人もいるのかもしれません。でも常に笑顔でいる人って私なんかには苦労人に見えます。自分を守るための笑顔、人に悪く思われないことを意識して作る笑顔。田舎生活に必須の笑顔で長時間の会話、私にはかなりの疲労度合いです。笑顔も時間も、両方提供するのは私には無理です。どちらか我慢するなら、笑顔かな。笑顔で短時間で失礼する(姿を消す)ってのが私にできる最大の妥協法です。

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偽善者は私

久しぶりに学生時代の友達と電話で話しました。距離も心ももう随分と遠ざかってしまったなあ・・・というのが感想です。彼女は当時から私のいけすかないものを持っていました。一言で言えば「偽善者」。私の偽善の定義は「お涙ちょうだい」的話が好きな人、またはきれいごとを言ったりしたりして自分だけ満足している人 のことです。例えば 風邪を引いた人の所にご飯つくりに上がりこみに行く、みたいな。なんか重い存在。ただフォローすると?年をとって家庭も子どもも持って、その性格と今の彼女の立場は いいバランスがとれてるなと感じました。自分の性格を生かす道を見つけたんだな、みたいな。まあ、彼女の人生と私の人生は今後あんまり重なりあわなさそうですが。

彼女とやり方は違えど 私だってわりと思いやりの心は持つようにしてきたつもりでした。がしかし、自分に実害が及びそうになると一遍、スルーか拒否に変わります。私の思いやりの心だって所詮偽善だったのです。自分が「いいことした」って思うためだけの行為。折り合いをつけるには 自分の身を守りつつ思いやりの心も持つという所でしょうか。対策として、思いやりの心を出すときは自分で責任のもてる言動にする、すなわちあまり軽々と思いやりの心や言葉を口にしない。

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好きな家

私の好きな家について書きます。私の家ではなく、親戚の家です。人見知りする子どもだった私が不思議と行くのが好きだった家。

田舎の平屋でとてもシンプルな間取りです。まず横長の長方形をかきます。真ん中に横線を引いて上と下に分けます。縦線はまた真ん中に引き、その真ん中にまた線を引きます。8つの枠ができました。上左から 個室①/台所/トイレ/洗面所・お風呂。下右から 座敷/茶の間/玄関/個室② とあてはめます。田舎で土地も安く、質素な家なので建築費用も安そう。東西南北すべての面に窓がとれて、日当たりもいいので、明るく風通しのいい家です。お金持ちでも立派でもないけど、飾らずさっぱりとした人が住んでそうな気がします。

さて、これが私の家だったらどうアレンジを加えましょうか。今は適当に囲ってある家の周りを不自然じゃない程度に意外と重厚に囲む。そして意外としっかりとセキュリティーをする。気取らずおおらかに見せて、実は意外と立ち入らせない。招く人を選ぶ。私好みのスタンスです。

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暑いので

あんまり暑いので涼しくなるかもしれない話を一つ。「いやな人と会ったりいやなことがあった時は塩で手を洗うことにしている」という人の話を聞きました。いやなことを払い落としてお清めをするとかそういった意味でしょうか。私はお守り類をバッグに忍ばせておく趣味はないのですが、塩はなんだか利きそうです。私も少し包んで持ち歩こうかと思いました。

「しゃばけ」は途中まで読んでほったらかしにしてる本なのですが、サワリの部分によりますと、人間と妖怪(お化け)たちが仲良く共存してた江戸くらいの話らしいです。私はお化けは見たことないので基本的には信じません。でもたまに興味本位で見る「オーラの泉」なんかで、ゲストがお化けを見た!っていう話を聞くのは好きです。それによりますと、普通の人が暗闇で狼みたいになったとか、女の人の首が伸びてきたとか。ほんとに現実にあるのかどうかより、そのお化けを見た人の心の中がちょっとのぞけたようで面白い気がします。その人の考え方や感じ方で 人それぞれ見えるものはちがってくると思うので。

ただお化けを信じない私でも「この人お化けみたい」って思う人にはたまに会います。以前仕事で会った女社長には「エネルギー吸い取られそう・・・」って思ったり、主婦だけど「この人にはあんまり深入りしない方がいいかも」と思わせる暗さみたいなものを持っている人だったり。たくさんの人に会う立場の人だったら確率的によりたくさんのお化けに会いそうです。かかわらないのがベストですが、そうも言っていられない時はやっぱり塩の出番でしょう。このおまじない、果たして本当に利くのかどうか。このワクワク感だけでもいやな気持ちがちょっとはマシになってきました。すでに利いているのかもしれません。恐るべし塩!

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