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ハーブと私

友近のネタに「自分をイケてると思っている人」のモノマネがあります。「自分で選んで、自分で育てて、自分で考えて工夫して料理やアロマテラピーに使ったり・・・ハーブは私の一部です」なーんていうことを思慮深げにもったいぶって延々しゃべる女の人のマネ。自分を限りなく肯定してるっていうのがミソのようでした。

さて、ハーブの話は続きます。今日ぼんやりつけっぱなしのテレビを見ていたら、京都の山間でハーブとともに暮らしているイギリス人だったかの暮らしが紹介されてました(取材した人は安藤和津)。その人によりますと、ハーブとは薬草のことなので 舶来のローズマリーとかラベンダーだけではない。三つ葉もよもぎもどくだみ草もみんなハーブ。植物にも相性があるので 合わないもの同士を隣においたらストレスがたまって枯れてしまう。それぞれのよさを生かして育てて使う。とのことでした。

なるほど。私みたいに植物や自然と離れて暮らしているとなかなか忘れがちな考えです。でもとっても自然な考えだということはわかります。人間も同じ生き物だし。ただし人間は自分で自分を生かさなきゃいけないという難問はありますが。生かすミソは自分の欠点含め、やっぱり自分を肯定するってことでしょうか。まあ、でも友近のおかげであんまり人前でこんなこと言うと笑いものになりそうっていうことは学習しました。

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貧乏くさい豊かなひととき

 たまに散歩に行く土手で見覚えのある葉っぱを見かけました。もしや?と思って近寄るとやっぱりスーッとするミントのいい香り。ミントは繁殖力が強いのでかなり大量の群生でした。なぜミントの葉っぱに気がついたかというと、実家で気まぐれに買って庭に植えた一鉢のミントが雑草のように生い茂っているからです。飼い犬がミントの上で昼寝してる様子はとってもかわいかったものでした。ネットでハーブの使い方を調べてみて「フレッシュor乾燥させた葉っぱ5.6枚をカップに入れてお湯を注ぐとミントティーのできあがり」っていうのが一番簡単そうでした。ご丁寧に「梅雨前の午前中が積みどきです」とあったので、せっかくだから頂戴することにしました。いっぱい摘んできたので乾燥させて使いました。出来上がりのミントティーはかなり本格的な(あたりまえですが)味と香りで大満足の出来。ここ何ヶ月分のお茶をただで出に入れました。そしてふと思いついて葉っぱをとった後の茎をお風呂に入れてみたら、香りがよくてお風呂あがりはすっきり。これも大満足のお湯になりました。自然の恵みに感謝です。

 っていう話を年上の知人にしたら、ミントは「はっか」といって昔からそこらへんに植わっているものだったそうなのです。てっきりハーブのブームに乗って欧米からやってきたものだとばかり思っていました。何かに活用してましたか?の問いには「子どものころは人の目のそばでぎゅっとしぼっていたずらしていた」との事。完全に雑草扱いです。こんなにおいしいお茶と優れた入浴剤をなんてもったいない!でもいろいろ役に立つハーブだけど雑草としてほっておくのも一つの恵まれた豊かな生活でしょう。対して活用できるものは何でも活用しようなんてなんだか貧乏くさい考えなのですが、お蔭様でこんなにいいものが手に入るのもなかなか捨てがたい幸せのひとときなのでした。

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アラフォー

私はなぜかTBS好きで、ニュースは「ニュース23」、平日見られる時は「はなまるマーケット」だって見ちゃいます。ドラマ「Around40」(略してアラフォー、40才あたりの世代)は近年珍しく熱心に見続けているドラマです。話題性のあるドラマにしたかったのか、あちこちでいろんな感想も耳にしますが、私は一週間終えた後のごほうびとして、ビール飲みながらくすりと笑いながら気楽に見るのが楽しみです。

私のアラフォー世代の印象は、やはり華やかでまぶしいイメージ、気前がよくて面倒見もいいお姉さんです。私とは相性がいいらしく身近にかかわることも多くてかわいがってもらいました。

私はアラフォー世代よりもう一つ下、主人公聡子の年下の恋人、藤木直人の世代です。私たちの世代はドラマの中では、団塊ジュニア/お金より自分自身の満足度を優先/欲がない/優しくて気が弱い/エコじゃなくてケチなんじゃない?なんていう描かれ方をされてますが、かなりよく描かれていると私は思います。私もアラフォー世代からこんな見方をされてるのかもしれません。

ドラマのテーマは「幸せを見つける」。確か10年位前も同じようなキャスト・テーマで同世代モノのドラマがありましたね(「29才のクリスマス」)。この世代の女性って派手で声も大きいからテレビ局まで声が届きやすいのかも。そしてこの世代がドラマを熱心に見る最後の世代なのかもしれません。また10年後、今度はどんな「幸せ探し」が始まるのか楽しみです。

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我慢の本

先月今月 我が家では冠婚葬祭の特別出費がかさみ、ヒジョーに厳しい家計状態となっております。それに追い討ちをかける物価高。ガソリンなんて100円以下の時代もあったのに170円・・・。モノの値段が上がることは品質も上がるからだとの思い(願い)は断ち切れました。モノの値段はその価値ではなく相場(モノが少ししかないか、ほしい人がたくさんいるか)で決まるものだったんだと。とにかく出費を抑えるために買い物はできないのです。気持ちが沈んでいきそうだったので、せめてものなぐさめに昔の本を引っ張り出して読んでみました。お買い物といえばこのお方 中村うさぎ『だって、欲しいんだもん!』と『ショッピングの女王』です。

 ゴルフとかサッカーとか野球とか 私はプロのスポーツを見ることはほぼないのですが、この方のショッピングはもはやプロのプレーだと思います。選ばれた素質とそれを日々研鑽する才能をもった人(被服費に年間2000万使ったそうです)。だれにでもある物欲とか虚栄心、モノを買う瞬間の高揚感、買った後の虚脱感や後悔。これを人の何倍も強く持ってリアルに強烈に表現してしかも笑わせてくれる。さみしい心を束の間まぎらわせてくれる麻薬(というより煙草に近い)みたいな本なのでした。そうしてるうちに買いたい心は忘れるでしょう・・・。

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