最大多数の最大幸福
路地裏探索が好きで 知ってる町でも知らない町でも裏道を探す性分です。鉢植えがあったりクレマチスが満開だったり 静かに心豊かに暮らしているお宅や掃除の行き届いたご町内を探索すると 関係ないくせにまるで自分も住民になったようなあたたかい気分になります。荒れたごみだらけの町だって大好きです。上海のスラム街では壊しかけのビルの死角でいつ追いはぎにあってもおかしくない状況になったし、大阪千日前ではまっ昼間から妙な通りに迷い込んで呼び込みのおじさんにからかわれたりもしました。ヒヤリとするような気を引き締めてかからないといけない町です。共通するのは「リアルな人の生活」ってところでしょうか。
さて、最近やっと楽しく遊べるようになったミクシイで「路地好き」っていうコミュニティに入りました。同じく路地裏好きの人々によって撮影された世界中の路地写真が最近の私のおやつです。その中での新発見はちょくちょく登場する京都でした。例えば京都の先斗町を私は路地と思ったことはなかったけど、確かにもとはといえば路地なのかも。というか京都市内中心部の町並みそのものが路地だったのかもということに初めて気がつきました。京都観光に来る人の中にはそんな町並みを見たい人もたくさんいるのでしょう。でも人がたくさんいたらそりゃあマックや王将も必要になってくるでしょう。最大多数の最大幸福、商売繁盛の名のもとに薄められた素材(町並みとか生活とか)。もっともっとリアルでわくわくする場所だったかもしれない京都。ああ、一目見てみたかった・・・
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