2009年7月 4日 (土)

リアル短冊

もうすぐ七夕です。すっかり忘れていたものの、キャラメルコーン七夕限定パッケージにて思い出しました。パッケージに小さい短冊が印刷してあって、そこに願い事を書いてお菓子ごと笹に釣り下げるんでしょうか。

私もいくつか願い事を考えてみました。「病気や事故にあわず健康でいられますように」的な無難な願いから始まって、「お金・時間がほしい」、「酔いつぶれるまで飲みたい」「思いっきり泣きたい」、果ては「人生もう一回やりなおしたい」っていうリアルでヘビイなお願いまで行き着いてしまいました。いくら一年に一回といえども これじゃ天の神様を困らせてしまいそうです。

じゃあ ささやかな願い。「一人にさせてくれ」「バーゲンでかわいい服がみつかりますように」「いいヘアパックはないか」「なんかうまいもん食べたい」、まだまだありますが 決まりはこれです。「ベランダのハト、あっち行って!」

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2009年6月27日 (土)

お美人さん

私が今まで知りあった中で一番の美人は、入院してたときの看護師さんです。寺島しのぶ似のちんまり整った顔立ちに いつも丁寧にお化粧を施した美人さんでした。毎日は朝6時の採血から始まりますが、寺島さん(実名はちがうけど)が採血担当だったら「ラッキー!」でした。美人に起こされるって得した気分です。日本的な顔の美人なので、着物なんか着せて隣に座らせてお酒飲んだらいい気分だろうなーなんて思いながら寺島さんのことを目を細めて口はにんまりしてみてました。患者だからある程度の無礼は許してもらえるのです。

ところでお医者さんの奥様って美人が多いですよね。お金や社会的地位なんかがあると結婚を望む女性の数も多くなるから選べる幅が広がる。となると見た目のいいのを取る。ごく自然な流れです。でもお金と地位が好きで集まった中から選んでしまっちゃ、あなたの取り柄は金と地位になるんじゃない?なーんて意地悪に考えたりもします。お互いの人間性に惹かれて結婚しました!っていうんだったら、お医者もサラリーマンも美人の奥さんを持つ比率は同じになるはずですよね。

とにかく美しく生まれたことに罪はありません。くったくたに疲れて飛行機に乗って、キャビンアテンダントさんの美しさにうれしくなってなんだか元気になれるのはチケット代に含まれてるサービスだと思います。

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2009年6月20日 (土)

参考書

『1Q84』100万部突破。村上春樹は大好きだけど、生活に追われて私はやっときのう『海辺のカフカ』を読み終わりました。相変わらずすごく共感できて、共感部分には参考書みたいにマーカーで線をひきながら読みます。主人公が森に入っていくところは『ノルウェイの森』を思い出しました。ところで『ノルウェイの森』、映画化ですが勝手にキャスティングを楽しんでみました。ワタナベくん、松山ケンイチは異議なし。直子は香椎由宇、ミドリは若いころの小泉今日子、レイコさんは久本雅美!です。

「変わってる」とか「気難しい」とか言われる人物をよく登場させる村上作品ですが、私にはすごくまともな人に思えます。むしろ村上作品を支持する人がこんなにたくさんいるなんて、世の中捨てたもんじゃないんだなと元気がでてきます。

ところで100万部ということは、上下巻なので買ったのは50万人だとします。そして図書館やブックオフで読む人もいるから仮にその10倍の人が読んで共感するとすれば、仲間は500万人。本を読めない子どもなんかをざっと省くと、日本で約20人に一人は村上春樹に共感する。学生の時、クラスに一人くらいは気の合う人がいたからまあまあ計算は合うでしょうか。でも残りの19人は読まないからやっぱり私は少数派ですが。

村上作品に嫌悪感を抱く人がいるのもわかります。作品にはいやーな人もたびたび出てきます。警察なんかの組織のシステムとか残虐な個人とか。その嫌な様子もなかなか面白く描かれて引き込まれます。そんなシステムや人は19人の中に入って積極的に村上作品を嫌うでしょう。こっちだってまっぴらごめんって感じで作家もけっこうしつこく嫌ってます。嫌なものともタフにたたかう、その参考書として私はこれからも村上作品を折に触れて読み返し、新作を楽しみます。

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2009年6月13日 (土)

心得違い

今住んでいる地域の図書館は今までで行った中でもトップクラスに古めかしい施設です。公民館と棟続きで図書館というより図書室といったほうがぴったり。20年物の本が大多数に並ぶ本棚で目に付いたのが料理研究家、鈴木登紀子さんの料理本です。これはちょっと新しめで、1993年発行。私がこの方を知ったきっかけは、グッチ裕三さんが「登紀子ばあばは面白い」と話してたことでした。ほんとに面白くて、若い人に対するお小言もくすりと笑いながら読めました。NHKの「きょうの料理」にも出演されていたとか。「きょうの料理」と言えば、たまたまチャンネルが合わさったとき平野レミさんが講師で、スポンジかなんかに割り箸を「こうやってぶっさすの」なーんて言ってました!NHKアナウンサーのアシスタント男性は目が??気を取り直して「なるほど、刺すんですね」と素早くフォロー。平野先生の回なら「きょうの料理」も見てみたいです。

さて、登紀子ばあばです。本には料理話のほかに、「ため息を台所でつかない」、「はきものを揃えて上がる」などなど いわゆるお説教めいた話もたくさんあります。まあ納得できる内容ならたまには説教もいいでしょうと思いながら読み進むと、「家事や子育てのために自分の時間が失われると思うのは大きな心得違いです」との宣言が。

この「心得違い」という言葉、私は実は今でもたまに親から言われてしまいます。かなり強気に相手の考えを否定するこの言葉、言うからにはちゃんとした根拠がないと納得できません。私も「家事育児負担は女性が多いのは不公平だ」と思ってるので。登紀子ばあばは「その根拠は・・・」なんて書き方はしてないのですが読み進むうちに、どうも全部のお説教でこの答えを言いたかったのではないかと思いました。すなわち「家庭は女性(母親)が作り出していくもの。犠牲になっていると思うのは受け身の考え方だ。家族の暮らしを自分が作るという心がまえと覚悟をもちなさい」と。これで私はまあまあは納得できました。ほんとのところは、登紀子ばあば、いかがでしょうか。

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2009年6月 6日 (土)

話が合わない

いい人なんだけど話してて疲れる、お互いの感情と笑いがいまいちかみ合わない。いわゆるウマが合わない人がいます。半ば義理でつきあいが続いてる高校時代の友人、その人は何かって言うと「みんなで集まろう」って言います。その友人の友人。看護師で休日はゴルフに飲み会にパワフルな毎日だそうです。あと生協班の班長!子育て真っ盛り、幸せも真っ盛りみたいです。私だっていちおうは会話と笑顔を続ける努力はします。お別れのときは「楽しかったね、また会おうね」などとは言うけど実は毎回くったくたです。そこで決心しました。これからは嫌われてもいいから自分から無愛想にフェイドアウトしていこうと!

私とウマが合わない人の傾向は、いわゆる「いい人」です。説明の必要がないほど一般的ないい人の定義にぴったりとあてはまる人。逆に私が好きな人、たとえ話さなくてもにおいで「なるほど」とわかる人たちの傾向は「へんな人」です。へんな人もいろいろいるのでこれはご説明しましょう。口は悪くても根は善意の人、でもいい人に見られたいとは思わない人。何をやってもついつい自分独自の発想でやってしまう人。その結果なんだか他人とはえらくちがってしまって周りから「へんな人~」なんて思われてしまう人。まあ僭越ながら私自身が「へんな人」なので「いい人」と話が合わないのは当然のことなのでした。

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2009年5月30日 (土)

ちゃんとした人

日経土曜版のお楽しみ紙面、今日のゲストはピーターでした。最後の晩餐は何がいいですか?との質問に「炊きたてのご飯とサバ」とのお答え。萬田久子の答えはたしか「母の作った塩むすび」でした。私は「寿司」です。やっぱり米はかかせません。中国人だったら「お母さんの餃子」?アメリカ人だったら「お母さんのパンケーキ」?ってかんじでしょうか。

ピーターは湘南に別荘があって、海の見える台所で料理をするのが好きだそうです。どんなに疲れていてもありあわせのもので手早くおいしい料理を作る。精神力というのか?気持ちがしっかりした人じゃないとなかなかできる芸当じゃありません。日々の鍛錬。毎日おけいこ。いくら実家が日本舞踊の家元でも、強い精神力が身につく人もいれば そうじゃない人もいるでしょう。タレントでも政治家でも経営者でも2世でものにならないのもいっぱいだし。ピーターは男なのか女なのかわからないけど、ちゃんとした人なんだなあというのはわかります。知れば知るほど逆に「人間は生まれじゃないんだ」と思います。

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2009年5月23日 (土)

ゴミの日に思う

月・木が燃えるゴミ、火曜は紙、水曜は缶、金曜は燃えないゴミ、どの日もとっても待ち遠しいくらい私は物捨てがだーい好きです。そしてゴミ収集所を見るのも好きです。買う時はきれいにディスプレイされてアイロンかけたりぴかぴかに磨かれてた物が、汚れてよれよれになって捨てられてます。クリーニングして売り場にディスプレイしたら意外にまた売れたりして?なんて思いながら私のゴミもその仲間に加えます。

そもそも物ってゴミなんじゃないかと思ったりもしますが、他人のゴミが私の宝物になることもあります(古本など)。きのう『徹子の部屋』で「イギリス人はすごく質素に暮らす」「モノをあんまり捨てず、新しいものも次々買わない」っていうおしゃべりをしてました。なるほど、イギリスには行ったことないけど食べ物も質素らしいし堅実な暮らしぶりがうかがえます。そしてヨーロッパといえば「蚤の市」!ぜひとも覗いてみたいものです。物捨て好きの私は物欲が薄いのかと思いきや、実は物好きなのかもしれません。これがほんとのモノズキか。

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2009年5月16日 (土)

悪意のOL

昼間に家にいると、ドロドロの木曜10時ドラマの再放送にでくわします。私が見たのは内館牧子脚本の『年下の男』です。ヒロインは稲森いずみで、意中の人(高橋克典)と自分の母(風吹ジュン)が不倫する話。何年前くらいかは定かではありませんが、いっとき内館シリーズのドロドロもんがはやりましたね。『都合のいい女』とか『週末婚』とか。

内館牧子の本でよく描かれてるなあと関心するのは普通のOLの悪意です。会社が女を意地悪にするのか、それとも女性の集団のせいか?私は本来集団行動をすると酸欠になりそうなくらい苦しくなるので、自己防衛のためなるべく集団には近寄りません。集団でおしゃべりしてる女性グループには笑顔であいさつしてそそくさと立ち去り、心の中で「ブス連、うるせー」と捨てゼリフです。まあブス連は好んでおしゃべりしてるからいいとして、悪意のOLは深刻です。給料と保障で飼いならされてる独特の閉塞感。そこにいなきゃいけない我慢で性格がつっかえてひねくれてしまうのか。私がOLのときはかなりリアルに感じていました。私は根性なしだからそうそうにドロップアウトしたけど、でも勤め続けてたらボーナス額はこれくらい?なんて勘定してしまう自分もいます。ボーナスか悪意のない暮らしか。人によって選択肢はさまざまでしょうが、悪意って自分も人も蝕んで、きっと私の中では何にも生み出さないから。私は命びろいしたとさえ思っています。

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2009年5月 9日 (土)

赤九谷

大好きなテレビ番組『なんでも鑑定団』。出てくるお宝もさることながら 持ち主たちにも興味をひかれます。代々お宝もってそうなリッチな人自信あふれた人、こんな人はしんすけにもひるみません。いい人を装ってるけど 欲がちらちら見え隠れするおじいちゃん。隣の家の引越しゴミからもらってきた わけわからない掛け軸を300万って自己評価する人(関西の人だったからさすがシャレがよくおわかりです)。そして鑑定家の先生方。中島誠之助さんの毎回見事なコメントを聞くのも楽しみです。昔のお金持ちの家に出入りする骨董商ってかんじです。世慣れてて口がうまくてついついご主人をその気にさせる商売上手なあきんど。

今日の再放送では赤九谷が出ました。赤九谷を作らせたのは「しゃれたものを作るお殿様」だったとのこと。私の好みとしては九谷焼は普段使いするにはちょっと敷居が高い。うちにはたいしたお客さんも来ないし(失礼!)。大枚はたいて買うなら美濃焼の素朴でシンプルな皿みたいなのの方が好きなのです。でも誠之助さんの口上にかかっちゃ、「洒落者のお殿様、会いたかったな。赤九谷、一枚買っちゃおうかなあ」なんて思ってしまいます。あきんどの鏡です。

『鑑定団』をみててなんとなくわかったこと。骨董市場では●古くて●人気があって●状態がいい ものほど値段が上がる。一般市場では●古いが●新しい に変わるかんじでしょうか。もともと趣味の市場って独自の価値と価格が生まれますが、骨董市場ってとりわけ独特であやふやなかんじです。見る目が勝負とかキツネとタヌキの化かし合いみたいな。とりつかれる人もいそうなやっぱり興味深い世界なのでした。

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2009年5月 2日 (土)

すっきり

念願の大掃除がやっと完了しました。今まで手付かずだった家人の押入れスペースも無理やり押し入り、人の所有物を私の価値観でめった切り。明らかな人権侵害ですが、私の家にあるものすべて把握したい!という私の欲求にはかないませんでした。押入れいっぱいあったのでかなり疲れましたが、終わったあとの清々した気持ち!この家での私の人生、ここから始まるっていう感じです。

私は最近ユニクロびいきで、どこが好きかというと気楽に捨てられるところです。高かった、苦労して探した、なんて思い入れはなし。洋服への情熱がなくても着られる、楽に着られる、これぞ最大多数の最大幸福の追求です。ユニクロ、えらい!世界も時代も変わるように、私も以前とは変わってきているのをユニクロで感じています。金持ちにもおしゃれさんにも見えない、むしろそれが心地よい最近の心境でした。

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